
Excelでデータを整理して2026年2月の株式市場の動きを振り返ってみましょう。
本記事では、2026年2月の株価指数(日経平均・TOPIX・S&P500・ナスダック総合)と10年国債金利の動きを振り返りつつ、過去との比較や年初来の推移もチェックしていきます。
- 本記事は、筆者が個人的な興味からまとめたものです。筆者は投資の専門家ではないため、内容には誤解・過誤・計算ミス・解釈の間違いなどが含まれている可能性があります。
- 実際の投資判断を行う際には、本記事の内容に過度に依存せず、ご自身で十分に確認・ご判断いただくようお願いいたします。また、必要に応じて信頼できる専門家へのご相談をおすすめします。
- 本記事の内容をもとに、株式売買などの投資判断を行うことは推奨しておりません。
- 株式取引はリスクを伴う行為であり、最終的な判断はすべてご自身の責任でお願いいたします。
- データの活用については、十分に確認を行った上で使用してください。
2026年2月の株価まとめ
まずは、主要インデックス(日経平均・TOPIX・S&P500・ナスダック総合)のパフォーマンスを見ていきましょう。
| 指数 | 前月末終値 | 今月末終値 | 前月比(%) |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 53,322.85円 | 58,850.27円 | 10.37% |
| TOPIX | 3,566.32pt | 3,938.68pt | 10.44% |
| S&P500 | 6,939.03pt | 6,878.88pt | -0.87% |
| ナスダック総合 | 23,461.82pt | 22,668.21pt | -3.38% |
2月の株式市場は、日本株の強さが目立つ1カ月となりました。日経平均とTOPIXはどちらも約10%を超える上昇となり、1月の勢いを引き継ぐ形で最高値圏まで上昇しています。一方で米国株はやや一服。S&P500はわずかに下落し、ナスダック総合も約3%の下げとなりました。
2月は日米でやや明暗が分かれる展開となりました。
各指数の動き
日経平均
2月の日経平均は、月初にいったん5万2,000円台まで下げる場面がありましたが、その後は力強く反発。月末には58,850円まで上昇しました。月内の高値と安値の差は6,600円以上と値動き自体はかなり大きめでしたが、結果としては前月比+10.37%と非常に好調な1カ月となりました。
途中では急上昇する場面や、小さな押し目を挟む場面もありましたが、全体としては上昇トレンドが続いた形です。相場の勢いを素直に感じられる、力強い展開だったと言えそうですね。
ローソク

線(終値)

| 前月末終値 | 53,322.85円 | 1/30 |
| 今月高値 | 59,332.43円 | 2/26 |
| 今月安値 | 52,655.18円 | 2/02 |
| 今月末終値 | 58,850.27円 | 2/27 |
| 前月比 | 5,527.42円 | |
| 前月比(%) | 10.37% | |
| リスク(前日比%の標準偏差) | 1.56% | |
| 変動幅(高値ー安値) | 6,677.25円 |
TOPIX
2月のTOPIXは、月初に一度3,530pt台まで下げる場面がありましたが、その後はしっかりと持ち直しました。最終的には前月比+10%超の上昇となり、とても好調な1カ月となりました。途中に小さな上下はあったものの、全体としては比較的安定した右肩上がりの動き。月末には高値を更新するなど、日本株の強さを感じる力強い相場だったと言えそうです。
ローソク

線(終値)

| 前月末終値 | 3,566.32pt | 1/30 |
| 今月高値 | 3,938.68pt | 2/27 |
| 今月安値 | 3,533.78pt | 2/02 |
| 今月末終値 | 3,938.68pt | 2/27 |
| 前月比 | 372.36pt | |
| 前月比(%) | 10.44% | |
| リスク(前日比%の標準偏差) | 1.23% | |
| 変動幅(高値ー安値) | 404.90pt |
S&P500
2月のS&P500は、まさに「レンジ相場」という言葉がぴったりの1カ月でした。同じような価格帯を行ったり来たりする動きが続き、はっきりと上か下に抜けるような展開は見られませんでした。高値と安値の差も比較的コンパクトで、全体としては方向感の乏しい相場に。最終的には前月比−0.87%と、小幅ながらマイナスで終了しました。
大きな勢いは感じにくいものの、見方を変えれば落ち着いた動きの1カ月だったとも言えそうですね。
ローソク

線(終値)

| 前月末終値 | 6,939.03pt | 1/30 |
| 今月高値 | 6,993.48pt | 2/11 |
| 今月安値 | 6,775.50pt | 2/17 |
| 今月末終値 | 6,878.88pt | 2/27 |
| 前月比 | -60.15pt | |
| 前月比(%) | -0.87% | |
| リスク(前日比%の標準偏差) | 0.83% | |
| 変動幅(高値ー安値) | 217.98pt |
ナスダック総合
2月のナスダック総合は、月初から下落してやや勢いを失うスタートとなりました。その後は同じような価格帯の中で上下を繰り返す、レンジ気味の展開が続きます。大きく崩れるわけではないものの、上値も重く、方向感に欠ける動きが続いた印象です。結果として、前月比では約3%のマイナスとなりました。
これまで強さが目立っていたハイテク株も、2月は少し一息つくような動きだったのかもしれませんね。
ローソク

線(終値)

| 前月末終値 | 23,461.82pt | 1/30 |
| 今月高値 | 23,691.60pt | 2/03 |
| 今月安値 | 22,256.76pt | 2/17 |
| 今月末終値 | 22,668.21pt | 2/27 |
| 前月比 | -793.61pt | |
| 前月比(%) | -3.38% | |
| リスク(前日比%の標準偏差) | 1.13% | |
| 変動幅(高値ー安値) | 1,434.84pt |
騰落率の比較
2026年2月の主要株価指数を振り返ると、日本株と米国株で明暗がはっきり分かれた1カ月でした。
日経平均とTOPIXは、月を通して大きく崩れる場面がほとんどなく、最終的な上昇率も10%前後と“強い相場”を維持。特に中旬以降は安定してプラス圏を保ち、日本市場全体の底堅さが目立ちました。
一方で米国株は、やや重たい展開です。S&P500は小幅なマイナス圏を行き来する動きが続き、下落率も1%前後にとどまりました。ナスダック総合は月初からやや軟調で、最大で3%超下げる場面もあり、戻りの鈍さがやや目立つ結果となりました。
結果として、2月は「日本株は力強く上昇、米国株はやや伸び悩み」という構図がはっきりと表れた1カ月だったと言えそうです。

年初来の価格推移
日経平均
2026年の日経平均は、年初から力強いスタートとなりました。
1月は5万1,000円台で始まり、一時は5万4,000円台まで上昇。月末には53,322円となり、前月比+5.93%と好調な滑り出しでした。続く2月もその勢いは衰えず、月初から買いが優勢の展開に。月中にはついに5万9,000円台まで上昇し、終値は58,850円と前月比+10.37%の大幅上昇となりました。
こうして2カ月連続でしっかりと上昇幅を積み上げ、相場全体に前向きなムードが広がった印象です。値動きも大きく、年明けから活気のあるスタートとなりましたね。
ローソク

線(月末終値)と棒グラフ(前月比%)

| 前年末終値 | 50,339.48円 | 25/12/30 |
| 今月末終値 | 58,850.27円 | 26/02/27 |
| 年高値 | 59,332.43円 | 26/02/26 |
| 年安値 | 50,995.67円 | 26/01/05 |
| 前年比 | 8,510.79円 | |
| 前年比(%) | 16.91% | |
| 変動幅(年高値ー年安値) | 8,336.76円 |
S&P500
2026年のS&P500は、年初こそ堅調なスタートでした。
1月には一時7,000pt台に乗せる場面もあり、月末の終値は6,939pt。前年比ではわずかにプラスを維持し、まずまずの滑り出しといった印象でした。しかし2月に入ると、やや流れが変化。上値の重さが目立つ展開となり、月中には6,700pt台まで下げる場面も見られました。最終的な終値は6,878ptで、前月比−0.87%と小幅ながらマイナスで終了しています。
大きく崩れたわけではありませんが、1月の勢いが続かなかった点は少し気になるところ。それでも前年比ではかろうじてプラス圏をキープしており、全体としては「様子見の2カ月間」といった雰囲気だったかもしれませんね。
ローソク

線(終値)と棒グラフ(前月比%)

| 前年末終値 | 6,845.50pt | 25/12/31 |
| 今月末終値 | 6,878.88pt | 26/02/27 |
| 年高値 | 7,002.28pt | 26/01/28 |
| 年安値 | 6,775.50pt | 26/02/17 |
| 前年比 | 33.38pt | |
| 前年比(%) | 0.49% | |
| 変動幅(年高値ー年安値) | 226.78pt |
騰落率の比較(年初来)
2026年の年初来の動きを見ると、日経平均とS&P500ではかなり異なる動きが見えてきます。
日経平均は、1月から上下に揺れながらも上昇基調を維持し、騰落率は徐々に拡大。2月末には+16%台まで上昇しました。途中で下げる場面もありましたが、すぐに持ち直すことが多く、全体としては“下がりにくい強さ”が目立つ展開でした。
一方のS&P500は、騰落率が1〜2%台にとどまり、日経平均のような勢いのある上昇は見られませんでした。2月にかけてはマイナス圏になる日も増え、やや重たい動きが続いた印象です。ただし、高値からの下落幅は3%前後と比較的小さく、急落というほどではありません。全体としては、大きく崩れるというより「やや伸び悩んでいる」というイメージに近い動きだったと言えそうです。

直近高値からの下落率

過去の2月データと比較
日経平均
2026年2月の日経平均は、歴史的に見てもかなり優秀な結果となりました。前月比+10.37%という上昇率は、過去57年の2月の中で第3位という非常に高い水準です。
2月の平均騰落率は+0.81%なので、それと比べても今年の上昇はかなり大きいことが分かります。まさに、歴史的に見ても目立つ好パフォーマンスだったと言えそうですね。
| 2026年2月の騰落率(前月比%) | 10.37% |
| 成績 | 3位/57年 |
| プラスの年 | 32回 |
| マイナスの年 | 25回 |
| リスク(騰落率の標準偏差) | 4.77% |
| 平均騰落率(算術平均) | 0.81% |
年ごとの2月騰落率

騰落率の分布

S&P500
一方、2026年2月のS&P500は、前月比−0.87%と小幅なマイナスで終了しました。過去62年の2月の成績で見ると39位と、ちょうど真ん中あたりの位置です。
もともと2月は、平均騰落率が+0.19%とほぼ横ばい。今年の結果も大きく外れた動きというよりは、歴史的な傾向の範囲内と言えそうです。
年によっては+7%台まで上昇することもあれば、−10%を超える下落になる年もあり、振れ幅自体はそれなりにあります。ただ、2026年の2月はその中でも比較的落ち着いた動きの1カ月だったと言えそうですね。📊
| 2026年2月の騰落率(前月比%) | -0.87% |
| 成績 | 39位/62年 |
| プラスの年 | 35回 |
| マイナスの年 | 27回 |
| リスク(騰落率の標準偏差) | 3.80% |
| 平均騰落率(算術平均) | 0.19% |
年ごとの2月騰落率

騰落率の分布

日本国債10年利回りの推移
今月の動き
2026年2月の日本国債10年利回りは、これまで続いていた上昇基調がいったん落ち着き、やや下落する動きとなりました。月初は2.23〜2.25%付近で推移していましたが、中旬にかけてじわじわと低下。2月17日には2.14%まで下がりました。
その後も大きく反発する場面はなく、落ち着いた動きのまま推移し、月末は2.13%台で終了しました。ここ数カ月の上昇の流れに対して、少し一息ついたような1カ月でしたね。

| 前月末 | 今月末 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|
| 2.247% 2026/1/30 | 2.132% 2026/2/27 | 2.289% 2026/2/9 | 2.119% 2026/2/24 |
過去1年間
日本国債10年利回りは、2025年の春ごろからゆっくりと上昇する流れが続いていました。1.4%前後で始まった金利は、夏ごろには1.6%台へ、秋以降は1.7%台へと着実に上昇。そして年末には、ついに2%台に乗せました。
ただ、2026年2月に入るとその流れが少し落ち着きます。2.28%付近から徐々に低下し、月末には2.13%台まで戻す展開に。上昇を続けていた金利が、いったん落ち着いたタイミングだったと言えそうです。

まとめ
2月のマーケットは、日本株の強さ、米国株のやや慎重な動き、そして金利の一服感が入り混じる1カ月となりました。
日本株では、日経平均とTOPIXがともに大きく上昇。特に日経平均は前月比+10.37%と、過去の2月と比べても上位に入る伸びを記録しました。年初からの上昇も続いており、日本株の勢いがしっかり感じられる展開でした。
一方で米国株は、やや落ち着いた動き。S&P500は小幅マイナス、ナスダック総合も下落となり、これまでの強い流れが少し一休みしたような印象です。大きく崩れたわけではありませんが、勢いはやや控えめな月でした。
また、日本国債10年利回りも注目ポイントでした。2025年から続いていた上昇トレンドは、2月に入っていったん落ち着き、金利はやや低下。株式市場とあわせて見ると、マーケット全体が少しクールダウンしたようにも感じられます。
そろそろ暖かくなってくる季節ですし、肩の力を抜きつつ、ゆるっと相場を眺めていきたいですね。

こうして1カ月まとめて振り返ると“市場ってちゃんと流れがあるんだなぁ”って感じますね。2026年はまだ始まったばかりだけど、この先どんな展開になるのかワクワクドキドキです。