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2026年4月の株式市場を振り返り:急落からの大逆転、力強い上昇

気になるメモ帳

Excelでデータを整理して2026年4月の株式市場の動きを振り返ってみましょう。

本記事では、2026年4月の株価指数(日経平均・TOPIX・S&P500・ナスダック総合)と10年国債金利の動きを振り返りつつ、過去との比較や年初来の推移もチェックしていきます。

内容に関するご注意
  • 本記事は、筆者が個人的な興味からまとめたものです。筆者は投資の専門家ではないため、内容には誤解・過誤・計算ミス・解釈の間違いなどが含まれている可能性があります。
  • 実際の投資判断を行う際には、本記事の内容に過度に依存せず、ご自身で十分に確認・ご判断いただくようお願いいたします。また、必要に応じて信頼できる専門家へのご相談をおすすめします。
  • 本記事の内容をもとに、株式売買などの投資判断を行うことは推奨しておりません
  • 株式取引はリスクを伴う行為であり、最終的な判断はすべてご自身の責任でお願いいたします。
  • データの活用については、十分に確認を行った上で使用してください。
  • 2026年4月から、リスク指標(標準偏差)の算出方法を母標準偏差(分母 n)から不偏標準偏差(分母 n−1)に変更しています。
  • この記事では、リスクのことを「値動きの大きさ」を示すボラティリティと表記しています。
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2026年4月の株価まとめ

まずは、主要インデックス(日経平均・TOPIX・S&P500・ナスダック総合)のパフォーマンスを見ていきましょう。

指数前月末終値今月末終値前月比(%)
日経平均51,063.72円59,284.92円16.10%
TOPIX3,497.86pt3,727.21pt6.56%
S&P5006,528.52pt7,209.01pt10.42%
ナスダック総合21,590.63pt24,892.31pt15.29%

2026年4月は、主要指数がそろって上昇し、全体的に力強さを感じる1カ月となりました。

特に日経平均は +16.10% と大きく上昇し、3月の下げを取り戻すような動きが見られました。ナスダック総合も +15.29% と大きく上昇しました。

S&P500も +10.42% としっかり上昇しており、幅広い銘柄に資金が戻ってきたような動きが見られます。一方で、TOPIXは +6.56% と堅調ではあるものの、日経平均やナスダック総合と比べるとやや落ち着いた上昇となりました。

全体として4月は、3月の下落から一転して、相場が持ち直したように感じられる1カ月でした。日米ともに上昇し、少し明るさが戻ってきたような雰囲気もありそうです。

各指数の動き

日経平均

2026年4月の日経平均は、かなりインパクトのある1カ月でした。

月初の安値 51,902円(4/1) からスタートし、月末には 59,284円(4/30) まで上昇。前月比は +16.10% と、3月の調整を一気に取り戻す強いリバウンドとなりました。特に注目は、4月27日に60,903円の高値をつけた場面。節目の6万円台をしっかり突破し、「勢いの強さ」が感じられる展開でした。

とはいえ、ずっと右肩上がりだったわけではありません。日次ボラティリティは 1.99%(年換算31.54%) とやや高めで、上昇トレンドの中でも上下に揺れる場面がありました。また、高値と安値の差(変動幅)は9,001円と大きく、値動きのダイナミックさも際立った1カ月でした。

ローソク
線(終値)
前月末終値51,063.72円3/31
今月高値60,903.95円4/27
今月安値51,902.84円4/01
今月末終値59,284.92円4/30
前月差8,221.20円
前月比(%)16.10%騰落率
前日比平均0.73%算術平均
ボラティリティ1.99%前日比の不偏標準偏差
ボラティリティ(年換算)31.54%日次ボラ×√252
変動幅(高値ー安値)9,001.11円

TOPIX

TOPIXは、日経平均とは少し違った落ち着いた動きになりました。

月初の安値 3,553pt(4/1) をつけた後は、大きく崩れることなく、じわじわと上昇していく安定したトレンドが続きます。月中には 3,824pt(4/16) の高値をつけ、最終的には 3,727pt(4/30) で着地。前月比は +6.56% と、堅実な上昇となりました。

日次ボラティリティも 1.52% と日経平均よりは低く、市場全体としては比較的落ち着いた値動きだったことが分かります。下旬にはやや調整する場面もありましたが、それでも +6.56%の上昇は十分評価できる内容です。

ローソク
線(終値)
前月末終値3,497.86pt3/31
今月高値3,824.07pt4/16
今月安値3,553.38pt4/01
今月末終値3,727.21pt4/30
前月差229.35pt
前月比(%)6.56%騰落率
前日比平均0.31%算術平均
ボラティリティ1.52%前日比の不偏標準偏差
ボラティリティ(年換算)24.11%日次ボラ×√252
変動幅(高値ー安値)270.69pt

S&P500

2026年4月のS&P500は、ひとことで言うと「バランスの良い強さ」が光る1カ月でした。

月初に 6,474pt(4/2) の安値をつけたあとは、大きく崩れる場面はほとんどなく、じわじわと上値を切り上げる展開に。最終的には 7,209pt(4/30) まで上昇し、前月比は +10.42% と2ケタの伸びで着地しました。

注目したいのは、この上昇の“中身”です。これだけしっかり上げたにもかかわらず、日々の値動きはかなり穏やかでした。前日比の平均は 0.48% ですが、日次ボラティリティは 0.74%(年換算11.72%) と低め。4月8日の +2.51% のように要所で強さは見せつつも、急騰・急落はほとんどありません。

ローソク
線(終値)
前月末終値6,528.52pt3/31
今月高値7,219.83pt4/30
今月安値6,474.94pt4/02
今月末終値7,209.01pt4/30
前月差680.49pt
前月比(%)10.42%騰落率
前日比平均0.48%算術平均
ボラティリティ0.74%前日比の不偏標準偏差
ボラティリティ(年換算)11.72%日次ボラ×√252
変動幅(高値ー安値)744.89pt

ナスダック総合

2026年4月のナスダック総合は、とにかく“強い”のひと言に尽きます。

月初の安値 21,371pt(4/2) から、ほぼ一直線に上昇。月末には 24,892pt(4/30) まで到達し、前月比は +15.29% と、際立つ伸びを見せました。

テック株中心の指数ということもあり、本来は値動きが大きくなりがちですが、今月はやや様子が違います。日次ボラティリティは 0.98%(年換算15.48%) と、ほどほどの水準。大きな急落はほとんどなく、上昇トレンドを維持したまま、じわじわ…というよりはぐいぐい上がっていったのが印象的です。

ローソク
線(終値)
前月末終値21,590.63pt3/31
今月高値24,935.60pt4/30
今月安値21,371.32pt4/02
今月末終値24,892.31pt4/30
前月差3,301.68pt
前月比(%)15.29%
前日比平均0.68%算術平均
ボラティリティ0.98%前日比の不偏標準偏差
ボラティリティ(年換算)15.48%日次ボラ×√252
変動幅(高値ー安値)3,564.28pt

騰落率の比較

4つの指数の騰落率を並べてみると見事に全て右肩上がり。4月はかなり強い相場だったことが一目で分かります。

中でも目立っていたのが、日経平均とナスダック総合です。日経平均は +16%前後、ナスダックも +15%台 と、グラフにするとかなりの上昇。ナスダックは特に中旬以降の伸びが加速し、日経平均は月前半から一気に駆け上がる展開。タイプは違いますが、どちらも「強い」のひと言に尽きます。

一方で、S&P500+10%台 と、これだけ見れば十分すぎる好成績。ただ、日経平均やナスダックの勢いが強すぎて、どうしても普通に見えてしまうという贅沢な錯覚が起きています。実際にはかなり優秀な上昇だと思うのですが。

そしてTOPIX。こちらも +6%超 と、月間としてはしっかりした上昇です。ただ、他の指数が派手すぎる分、どうしても控えめに見えてしまうのが正直なところ。とはいえ、内容としては安定感のある良い上昇で、「地に足のついた強さ」が感じられる動きでした。

年初来の価格推移

日経平均

2026年の日経平均は、ひとことで言うとかなり上下の激しい展開です。

前年末の 50,339円 からスタートし、1月は 約3,000円の上昇、その勢いのまま2月には 59,000円台 に到達。ここまでは順調だったのですが、3月に流れが一変。一気に下げてしまい、年安値 50,558円(3/31) まで下落します。ただ、4月には一転して強い反発となり、年高値 60,903円(4/27) を更新。月末も 59,284円 と高い水準で終えました。

こうして見ると、「上がる → 下がる → また上がる」と、なかなか激しい動きです。それでも結果としては、年初来で +17.77% としっかりプラスを確保しています。

ローソク
線(月末終値)と棒グラフ(前月比%)
前年末終値50,339.48円25/12/30
今月末終値59,284.92円26/04/30
年高値60,903.95円26/04/27
年安値50,558.91円26/03/31
前年差8,945.44円
前年比(%)17.77%
変動幅(年高値ー年安値)10,345.04円

S&P500

2026年のS&P500は、流れにメリハリのある動きになっています。

1月と2月は、大きな方向感はなく、小幅な上下を繰り返す落ち着いた展開でした。ところが3月に入ると状況が変わり、年安値 6,316pt(3/30) まで下落。少し不安を感じる流れでしたが、4月は一気に切り返します。月末には 7,209pt まで回復し、さらに年高値 7,219pt(4/30) を記録する強い動きに。その結果、年初来では +5.31% と、しっかりプラス圏に戻してきました。

ローソク
線(終値)と棒グラフ(前月比%)
前年末終値6,845.50pt25/12/31
今月末終値7,209.01pt26/04/30
年高値7,219.83pt26/04/30
年安値6,316.91pt26/03/30
前年比363.51pt
前年比(%)5.31%
変動幅(年高値ー年安値)902.92pt

騰落率の比較(年初来)

年初からの動きを比べてみると、日経平均とS&P500ではかなり“性格の違い”が見えてきます。

まず日経平均。こちらはとにかく値動きが大きく、上げ下げを繰り返す展開でした。途中では最大で高値から13%超の下落もあり、なかなかヒヤッとする場面も…。ただ、その後の4月の上昇がとても強く、結果としては年初来でしっかりプラスに着地しています。

一方のS&P500は、かなり落ち着いた動きです。年初は+1〜2%前後を行ったり来たりする穏やかな展開が続き、大きな方向感はあまりありませんでした。その後、2月後半から3月にかけてはマイナス圏に沈む期間が長めに。少し弱さが目立つ場面もありましたが…4月に入ると流れがガラッと変わり、最終的には年初来 +5.31% と、しっかりプラス圏まで回復しています。

直近高値からの下落率

過去の4月データと比較

日経平均

2026年4月の日経平均は、かなりインパクトのある結果になりました。

なんと、過去57年でダントツの1位。前月比 +16.10% は、これまでの記録を大きく上回る“飛び抜けた上昇”です。4月の過去データを見ると57年中37回がプラス、平均+1.28% と、比較的上がりやすい月ではあります。

ただ、今回の +16.10% はその平均と比べても桁違い。いわゆる「強い4月」をさらに大きく上回る、別格の上昇でした。もともと上がりやすい月とはいえ、今回はさすがに上がりすぎというレベルです。

2026年4月の騰落率(前月比%)16.10%
成績1位/57年
プラスの年37回
マイナスの年20回
平均騰落率1.28%過去57年の算術平均
ボラティリティ5.83%騰落率の不偏標準偏差
ボラティリティ(年換算)20.19%月次ボラ×√12
年ごとの4月騰落率
騰落率の分布

S&P500

S&P500も負けていません。

2026年4月は、過去62年で2位という好成績。前月比 +10.42% は、こちらもかなり目立つ上昇です。過去の4月を振り返ると、62年中42回がプラス、平均+1.26% と、日経平均と同じく上がりやすい傾向があります。それでも今回のような10%を超える上昇は多くはありません。

2026年4月の騰落率(前月比%)10.42%
成績2位/62年
プラスの年42回
マイナスの年20回
平均騰落率1.26%過去62年の算術平均
ボラティリティ4.31%騰落率の不偏標準偏差
ボラティリティ(年換算)14.92%月次ボラ×√12
年ごとの4月騰落率
騰落率の分布

日本国債10年利回りの推移

今月の動き

4月の日本国債10年利回りは、前半に少し下げて、その後じわじわ上昇という流れでした。

前月末は 2.366%(3/31)。4月1日にはいきなり 2.315% まで低下し、ここが今月の安値になります。その後は流れが変わり、月を通してゆっくりと金利が上がっていく展開に。

とはいえ、急に大きく動くような場面はほとんどなく、2.35〜2.47%あたりのレンジで落ち着いて推移していました。最終的には、月末に 2.520%(4/30) まで上昇。派手さはないものの、じわっと上がった1カ月という印象です。

前月末今月末高値安値
2.366%
2026/3/31
2.520%
2026/3/31
2.520%
2026/4/30
2.315%
2026/4/1
過去1年間

ここ1年の動きを振り返ると、トレンドはかなりシンプルです。

「1%台前半 → 1%台後半 → 2%台へ」と、時間をかけてじわじわ上昇してきました。年明け以降は 2.1〜2.3%台で推移していましたが、3月後半から4月にかけて再び上昇が強まり、結果的にこの1年で約1.2%ポイントの上昇となっています。

まとめ

2026年4月の株式市場は、全体としてかなり強さが目立つ1カ月でした。日経平均やナスダック総合は大きく上昇し、過去と比べてもインパクトのある伸びに。一方で、S&P500は派手さは控えめながらも、安定感のある上昇でしっかり結果を残しました。

年初からの動きを見ても、日本株は上下の振れが大きく、米国株は一度下げてから落ち着いて回復と、それぞれ違った特徴が出ていますが、どちらも最終的にはプラス圏を維持しています。

金利も大きく荒れることなく、ゆるやかに上昇する動きでした。こうした環境もあり、4月は「強さと安定感がそろった相場」だったと言えそうです。今後の流れにも引き続き注目です。

3月にあれだけ下がったときはどうなるかと思いましたけど…まさかこんなに戻るなんて!相場って本当に読めないけど、こういう動きがあるから面白いですね。

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